子どもに水が一番
<高カロリーの清涼飲料水は子どもに良くない 「水が一番」と米科学者>
米国小児栄養科学委員会と米スポーツ・フィットネス医学会議の共同研究の報告が米国小児科学会の機関誌に発表されたそうです(Pediatricsオンライン版 2011.5.29)。その結果として、米国小児科学会が下記の内容を推奨したというのですが・・・
■市販されているスポーツドリンクや栄養飲料の栄養成分について、小児科医は子どもや親によく説明し、健康に与える影響について理解してもらった方が良い。
■清涼飲料の中には糖分が多く高カロリーのものがあり、過体重や肥満、虫歯を引き起こすおそれがある。子どもや若者が毎日摂取するのは好ましくない。
■ただし、電解質が適量含まれたスポーツドリンクが運動中・後の水分補給に適していたり、糖分を摂取する必要がある場合などは、機能性をもたせた清涼飲料の利用を必要に応じて行った方がよい。
■子どもや若者の水分補給にもっとも適しているのは水であり、運動時などに勧められるのは水を飲むことある。
こんなごく当たり前の声明文が出されるということ自体、アメリカはどうなっているのでしょう?しかもこの文章の表現には政治的な臭いがプンプンしています。飲料メーカーや政治家さんの利権がグイグイ絡んでいるんでしょうね。普通の生活をする子どもに清涼飲料水やスポーツドリンクなんか要らない。むしろ毒である。栄養素の心配をするなら、もっと日頃の食事の内容考えれば良いだけのこと・・・どこにも気を遣わずにスパーっと公言できたら気持ち良いでしょうに・・・こんな皮肉を書くようになって、わたしも歳取ったんでしょうかなぁ。
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