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合格点

『病院の合格点』と『健診の合格点』はまったく別のところにある、ということはここでも以前に書いたことがあるかもしれません。そのハザマに立って右往左往させられるのが受診者の方々です。最近かなりそのミゾが埋められてきたような感じはしますが、まだまだですね。

『病院の合格点』とは、病気を軽いうちに何とかして回復させること、つまりは「病気でないこと」が合格点。一方『健診の合格点』は病気にならない状態、健康でいられる状態を維持すること、つまり「健康であること」が合格点。ん?何が違うの?と思ってしまうから悩むことになる。「病気でないこと」≠「健康であること」ということ。境界型や予備群を病気ではないと云って追い返すのが病院の論理であり、それを健康ではないと云って押し返すのが健診の論理なわけでしょう。前者はそれを医者が出て行く次元ではないと主張し、後者は医者が関わるからこそ効果が絶大なのだと云って折れません。

「うちは病院なんだから、少しは病気になってくれる人が居なくては困るよ。」と平然と云ってのけた某医師とはもう長いことまともに口を利いていませんが、いつまでもそんなことば遊びをしても埒は明きません。わたしたちの仕事は、そのミゾをいかに埋めていくかということ以外にはありません。

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