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糖尿病への介入成果

また、つい溜まっていた医療情報の中から、自分のためのメモ書きを転載いたします。

<新規糖尿病への生活介入効果~食事療法だけでOK>

イギリスブリストル大学からの研究報告です。新規の糖尿病患者さんに通常治療(標準的な食事と運動のアドバイスをする)だけをする群と、食事療法群(具体的な減量目標を元に栄養士との個別面談を3ヶ月ごとに実施+看護師からのアドバイスが6週間ごとに9回)、および食事療法+運動療法(1日30分以上の速歩を週5日以上実施・歩数計で確認)の併用群に分けて成果を比較したところ、通常治療群が徐々に悪化したのに対して、食事療法群や併用群は確実に改善した・・・これは想像以上でも想像以下でもない結果なのですが、実は「食事療法群と併用群を比べても、成果に全く差がなかった」というところが今回の論点のようです。血圧やインスリン抵抗性の指標(HOMA-R)にも同じことが云え、すなはち、新規糖尿病患者さんに濃厚べったりな食事管理指導をすることは有効だけれど、運動は加えても加えなくてもあまり変わらなかった、という結論です。

もちろん、だから運動は要らないというのは早計であり、想定した運動量が不十分だったとかこれから差がつくだろうとかいう考察はさもありなんだとは思います。でも、はっきり云えることは、糖尿病を克服するためには運動だけで解決させようとしてもムダ!どんなことをしても食事療法は避けては通れないということ。食べること大好きな糖尿病患者さんにとって、その事実だけは抑えておかなければなりますまい。

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