「食べるのが好きだから」
天高く、馬肥える秋(で、良いんでしたっけ?)
「わたしは食べることが三度の飯よりも好き(その表現、おもしろい!)なので、ほんとに大変です。でも頑張らなきゃいけませんね!」と、大きなため息をつきながら食事療法に取り組む決意を固めた妙齢の女性。
最近、自分の発想の中に「好きなものは少ない方がおいしい」が実感として定着してしまっているので、こういうことばを聞くと、まったくもって理解できません。考え方の基本が間違っているんだよ!食事は理屈で食っちゃダメよ!食事療法は食べるのをがまんすることじゃないんだよ!好きなものを好きな量だけ食うのが食事療法なんだよ!と思うのだけれど、そんな社会の流れと逆行していそうな話し振りに対して、受診者の皆さんから怪訝そうに苦笑いされる毎日なわけで、それがとってももどかしいです。どうやったら、それが分かってもらえるのか?これから続く秋の辻説法行脚(あんぎゃ)の中で、試行錯誤しながらもっともがいてみようかしらと思っております。
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