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「いつもいわれます。」

「健診ではいつも異常といわれます。平成15年に精査(心エコー、トレッドミル、ホルター)を行って異常ありませんでした。だから何ら検査は行いませんでした。」

少々不機嫌そうな表情で書いている姿が目に浮かぶ注釈付きの返信が返ってきました。ある男性が受けた健診の心電図で高度の陰性T波所見が認められ、「左室肥大」の診断で精査依頼書を発行したのです。この文章は、受診先の医療機関からの返信です。まあ、問診票に心臓に関する記載が全くなく、毎年精査依頼書を発行するのに受診していない歴史があるから今年も発行したわけで、ちゃんと診ている医者がいることがわかったので、おそらく来年から「経過観察」に評価をかえることでしょう。

「それにしても・・・」わたしはその返信を読みながらつい苦笑いをしてしまいました。心電図は明らかな左室肥大所見です。気になっているのは肥大型心筋症などによる突然死の危険性です。いくらなんでも8年も前の若い頃の検査結果が異常なしだったからという理由で今回も自信有り気に「異常なし」と書いてよこしたのはいかがなものだろう?毎年検査しろとは云わないまでも、せめて数年に一回くらいは検査して悪化していないことを確認する方が良いと思うのですが・・・受診者本人もきっとこれから先もずっと「異常なし」を主張し続けることでしょう。なんか、残念で勿体ないですな。

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