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家系

「うちは家系に糖尿病や高血圧の人が少なくないので、自分は大丈夫かとても心配なんです。だから人間ドックを受けに来ました。」

40代半ばの女性が、健診結果の説明を受けるに当たって、まずそんなことを云いました。

「がん家系だから心配で検査を受けに来た」ということばはわたしにも理解できます。我が家もそんな家系ですから定期的に胃カメラや大腸ファイバーなどを受けています。検査を受けて、今年も問題なくて良かった!と胸を撫で下ろしています。

でも、「生活習慣病の家系だから心配で健診を受けに来た」ということばにはわたしは素直にうなずけないところがあります。家系だから心配?体質がありそうだから心配?・・・そうかしら?何も心配なんかしなくていいのじゃないかしら。だって、家系なのだから、体質がある可能性が高いのだから、若いときからそれに合った生活に変えることができるのです。いや、「変える」というよりもむしろ、初めから(生まれたときから)そんな生活を送ることができるです。なってから慌てる必要のない立場なのだから、こんな幸せなことはありません。遠慮は要りませんから、もっと堂々と、一族郎党、老若男女、そろって生活を変えてください。やって後悔することは絶対ありませんから。ブラボー!です。むしろ、健診を受けて何も異常がなかった、良かった、良かった、となった方がはるかに危険です。そうなっても迷いは要りません。今はなくてもどうせ10年後には必ず異常になっていますから。

いつもそんなことを思って生活相談を行っているしだいです。

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