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人間の権利

健診の世界に入ったときからずっと抱えていた違和感がありました。それが最近だんだん大きな存在になってきました。

「悪い生活習慣を正して良い生活習慣にしないと、脳卒中や心筋梗塞やがんになって人生を棒に振る可能性がある。そうなりたくなかったら、とにかくがまんして生きなさい!」・・・医療者もそして一般の皆さんも、少なくとも先進国の多くの人間がそういう感覚で日々を過ごしています。『健康』を得るためには、食べたいものをがまんする人生や動きたくもないのにがまんして動く人生は避けて通れないものだ、という暗黙の共通認識の下で生きているように見えます。

でも、一体それは何のためなのだろう?病気にならないためにがまんする人生はそのこと自体が人生を棒に振っていないだろうか?人間には、持って生まれた「楽しい人生を送る権利」があります。がまんの人生は楽しい人生なのか?楽しい人生を送るためにがまんの人生を強いるのは、完全に矛盾していないか?おそらく、人間にはもともと本能と一緒に節度が備わっており、また生存のための遺伝子は自然にしていれば絶対に有利になるようにできているはずです。煩悩という抵抗因子を作ることでモラルが生まれ、哲学が生まれたのだとしても、神様はがまんで人生を作りこんでいくようなことは求めていないと思うのです。いわゆる「発展途上国」の人たちやあるいはもっと未開の原住民族の人たちの何と晴れやかで楽しそうなことか・・・世界は、文明の便利さを取るか、未開の楽しさを取るか、二者択一の選択肢であるかのように振舞っていますが、2つは普通に共存できるのではないだろうか?

なんか文章が難しくなってうまく整理できなくなってしまいました。この問題は、いつかまた改めて。

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