手のうち
健診結果の説明をしようと診察室に呼び入れると、開口一番、「先生のコラムいつも楽しみにしています」と云われることは最近になっても時々あります。さすがに少々云われ慣れてきたので「そうですか。ありがとうございます。もう次の〆切が近くなっていて焦っています」などと返事することができるようになってきました。
ただちょっと困るのは、わたしの説明の手のうちを相手はすっかり知っているだろうということです。わたしが書きたい放題に書いてきた内容は、たとえば「ムダに動け!ムダに食うな!」とか「食ってすぐ寝るな!」とか、あるいは「食わずとも生きていけるたくましい体質だ!」「理屈でモノを食ってもため息しか出ない!」・・・思いがけずショッキングでアタマに残るような決め台詞として日頃普通に使っていることばの羅列なので、「あ、それ、あのときに書いてあったやつだ」とか相手に思われるのがシャクで、逆に意図的にそれを使わない説明になってしまうのです。
同じように、前回もわたしが説明をした相手に対しては前回と同じ云い回しをできるだけ避けます。「いつも同じこと云ってるんだ」と思われるのがシャクで・・・。
悟りが足りませんねぇ。
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