不思議なつながり
時代の趨勢に合わせてfacebookの登録をしていますが、先日、10年以上前に一緒に働いたY先生からわたし宛に友達リクエストが届きました。「あらぁ久しぶり!」と思い、「へえ、今は東京で働いているんだ」と知り、「どうして今、ボクなの?」と考えました。同じ職場だったとはいえほとんどプライベートで話したことはありませんでした。医療者の友人登録は数名しかなく、しかもほとんど何もアカデミックな内容を発していないわたしのことを一体どこで見つけ出したのでしょう。
Y先生のリクエストを承認し、彼の100人以上登録された友人リストを眺めていたら、消息を知りたかった人を数名発見しました。そして、特に何をしたいというわけでもないのに、何となくつながっていたくてそんな人たちに友達リクエストを出してしまいました。FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワークの世界は、自分から特定の人たちと連絡を取ったり、あるいは不特定多数の人たちに何かを訴えたりしなければ、単なる他人の生活の覗き見です。
ただそれだけのことだと思いながら、遠い昔に付き合った人たちを登録する。その人たちの友達リストを眺めて、また他の知人をこっそり見つけ出す。・・・昔好きだった人の名前をそっとググってみるようなそんな行為に似ていますが、そこに何となく軽い罪悪感を感じてしまうわたしは、やっぱりちょっと前時代的な人間なのでしょうか。
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