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首輪

毎日、仕事から帰ってから我が家のワンコたちを散歩に連れて行きます。

「わーい!散歩だ散歩だぁ!早よ行こぃ♪早く早くぅ~♪」と云っているであろうはしゃぎ方をしながら、家中を走り回ります。そうやって散歩準備をするわたしたちをもどかし気に囃し立てるのがいつもの我が家の風景です。

ただ、そんな彼女たちが一瞬顔を曇らせて顔を反らす瞬間があります。首に散歩用のリードを巻くときです。大きな輪っかを作って後ろから首に巻きつけるわけですが、まるで首を絞めようとしているかのような恰好になります。以前はそのひもに噛みついたり首を振ったりして抵抗していましたが、最近は何もせずじっと耐えているように見えます。怖いというよりどこか屈辱感を感じているのではないか・・・彼女たちを見ながらふとそんなことを思いました。

「お父さん、どうしてもそれを巻かなければいけないの?わたしはそれがなくてもちゃんとできるよ!」・・・そんなことを訴えているように見えます。先日観た映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』で、首輪を付けられるシーザーが「ぼくはあのペットの犬と同じなの?」と聞いた姿を思い出しました。そのペットの犬だって、同じような屈辱を感じているに違いない。主従関係とか所有物的な関係とかとは全く違うもの・・・できたら引き綱などなして一緒に遊んでいたい、と思っているような気がしました。

ごめんな。引き綱なしでは散歩ができないんだ。もっとも、君たちは繋いでおかないと走る車に向かって飛びかかって行くから、ここでは自由にはしてあげられないんだけど。

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