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記憶力の自信

「あのとき、彼女はたしかうちに泊まったんです。」
「いいえ、わたしは泊まってないの。あのときは最後は家に帰ったの。」
「あら、そうだったっけ。わたしはうちに泊まったと思ってた。」

「あの振り付けは、本番直前に初めて教えられて短時間の練習でそのまま番組収録に臨んだの。」
「いいえ、あれは生放送だったんです。」
「え、そう?わたしは収録だから間違ってもいいかって思ったと記憶しているんだけど。」
「ううん、あれは生放送だった。」

先日のテレビ番組で、ある女性グループの思い出話の光景・・・これ本当はどっちが正解なんだろう?そんなことを思いながら見ていました。まるで自信を持って語る女性の記憶が正しいように思えるけれど、でも彼女の方が記憶違いをしてるだけなんてことはあり得ることです。

中学時代の友人に昔のことを事細かに覚えている男がいます。「あの日、あのときに誰々がこう語った」・・・なんでそんなことを?と思うような些細なことを鮮明に覚えています(もっとも彼の記憶が正しいかどうか実証のしようはありません。ほかに覚えている人間は居ないのだから)。一方、同窓会の名簿を見ながら、「この人誰?聞いたこともない」と云う同級生もいます。

昔のことを思い出そうとすることを繰り返し、こまめに記憶の引き出しを出し入れするほど正確にメモリーとして記録されるそうです。また、思い出そうとすることが認知症予防の一番有効な方法だそうです。旧知の友人と昔話に花を咲かせることは、とても重要なことだということになります。そうなると、『昔話は後ろ向き思考。わたしは未来に向かって生きているのだから懐古はしない』という人と比べて、どっちが若さを保つためには有効なのか?ちょっと興味があります。

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