石川遼に人生を重ねる
「石川遼、20歳 担当記者4年半の取材記」(日テレ系)を見ました。たまたま昼間にもCSで石川遼選手の2011年を振り返る番組を見ました。
あの運命の3.11を海外で迎え、動揺の中で「自分に何ができるか?」を考え、自分の技術を模索する一方でプロとして皆に何を与えられるかを悩み続ける若干20歳の苦悩・・・結局彼は、2011年、1勝もできないシーズンを終えました。
トッププロが、オリジナルの自分を極めるためにどんなに苦悩し、どんなに頑張ったかの例をたとえば王貞治を引き合いに出す。ビートたけしに話を聞く。彼らの云うことは本当にココロに響きます。でも、彼らはみんなすでに成功者なのであって、彼らの意見は極めた人の意見でしかない。石川遼くんは、「これから極める」の未来の人間である。どうなるか分からないのに、彼はどうして自分を信じられるのだろう?自分のやり方は間違ってないか悩まないのだろうか?・・・実は、そんなことに一番興味があります。こんな凡人の代表のような自分であっても、もしかしたら眠っているオリジナルの飛びぬけた実力があるかもしれないと密かに思っている節がわたしにはあるようです。
だから、彼が、超人的な実力者であるタイガーウッズとはまったく違う、フラミンゴ王貞治のようなオリジナルで世界を極めたのとも違う、もっと異次元の人間として飛びぬけてくれたらカッコいいし、めちゃくちゃ嬉しいのです。それによって、自分もさらにもっと高く飛んで行けるかもしれない、なんて若干20歳の若者に無理やり自分を重ねながら鼓舞できることがうれしいオヤジなのであります。
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