喜劇役者
昨日、「サワコの朝」(TBS)を見ました。喜劇役者『伊東四郎』さんがゲストでした。
わたしも家族も三波伸介さんのファンでした。太っていたわたしを親は「三波伸介に似ている」と囃し立てました。一方で、若い頃の伊東四郎さんは目つきが怖く
わたしも多くの人に嫌われて生きてきました。ちょっとしたミスも見逃さず、プロであるなら完璧でなければならない、と尖がりまくっていたころ、きっとわたしの顔を見るのも嫌だったスタッフが上にも下にもたくさんいたこと、わかっています。そんな自分を彼らは受け入れてくれるようになっただろうか?わたしが大嫌いな伊東四郎さんを好きになったように・・・。
早朝から、そんなことを思いました。
彼の、舞台に対する考え方がいい。「面白くないネタでも一生懸命取り組むと、見てくれる人はちゃんと見ている」「喜劇はドキュメント。今作られたものは、今見てほしい。来年になったら色あせるから」・・・いまだに舞台人にあこがれているわたしは、こういうこだわりの話が好きです。
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コメント
ジャイ先生
おはようございます。
私は無礼者が許せないので、プライベートな場面で遭遇した場合はやっつけますが、オフィシャル…特に仕事の時は、相手をやっつけるより、仕事をスムーズに進める事を優先にしてしまいます。
プロ意識のない相手とは、ニコニコ笑いながら表面的な話しかしませんが…。
そんな事をしててもストレスがたまらないのは、
私の上司が、ものすご〜く『とんがって』いるヒトで、だいだい誰かの事を怒っていて、私が言いたいことを100倍くらいにして、プロ意識のない方々に言い放ってくれるから…だと思います。
ボスにもガンガン突っ掛かっていきますが、
私は彼女の事が大好きです。
私も若い頃はそんな感じでしたが、言葉を知らなくて傷つけたヒトがいっぱいいるよな〜って思うので。。。
今は、プライベートで無礼者を成敗してるくらいが、ちょうどいいんじゃないか…と思います。
でも、命と向き合っている職場では、やり直しができない事があるので、全ての方がプロフェッショナルであってほしいです。
投稿: 向日葵 | 2012年1月 8日 (日) 07時38分
向日葵さん
おはようございます。夜更かししすぎて今朝はとっても眠いですが、遅くまで寝ていられないのが年寄りです(笑)
上司に恵まれる、って実は人生で一番重要な出会いなのかもしれませんね。尖がっていたころ、上司に「ぼくだから良いようなものの、他の先生だったらキミはとっくにどっか他の病院に飛ばされていると思うよ」と笑いながら云われたことが何度かあります。研修医の若造の話もきちんと聞いてレスペクトしてくれるこの上司でなかったら、きっと私の人生は全く違っていたかもしれません。ま、この人に出会うこと自体が私の宿命だったわけだから、きっとそれ以外の想定は無用なんでしょうけど(笑)。
投稿: ジャイ | 2012年1月 8日 (日) 09時33分