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視力という数値

15年ぶりくらいでメガネを作り替えました。近視+老眼のわたしにとって普通のコンタクトレンズでアバウトな人生を送るのにちょっと自信がなくなってきたので、遠近両用メガネとやらを作ってみたくて。

この「視力」として記録される数値がどうもなじめません。同じ数値でも血圧や血糖値のようなデジタル数値とはちょっと意味が違います。なにしろ勘が当たればとんでもない数値になります。「わたしの視力は0.5」などと云ったところで、きちんと二重にならずに開いている穴が見える限界線という意味ではなく、目を細めたり斜めにしたりしながら何とか根性で導き出せる限界線なわけで、この境界線は性格や根性でどうにでもなることは、皆が感じているところでしょう。

健診で得られる数値は成績表ですから、見栄も含めてできるだけ良い数値にしたいというのが皆の本心です。でもメガネを作るための視力は自分の生活に絡む数値ですからどのレベルで妥協したらいいのかいつも迷います。二重ながら自信をもって見える「左」の答を、店の人はクッキリ見える「左」と勘違いしないかなとか、そのデータをもとにして作られたレンズが本当に自分に合った度数なのかとか。最終的に自分の感覚として「これでいいな」と思うところがメガネの度数として決まりますが、そのときの視力データがわたしの視力の数値になり、自己申告するときはこの数値を云わなければならないのがちょっと気になります。明らかにアナログな感覚を無理矢理にデジタル化させることへの違和感、でしょうね。

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