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空気

フィギアスケートの4大陸選手権をテレビで観ました。

浅田選手だけでなく、真剣勝負の氷の世界・・・「トリプルアクセルを跳ぶか?」とアナウンサーが煽る中、ジャンプへの助走が始まる・・・会場の聴衆もテレビの前のわたしたちも同時に固唾を飲む一瞬。

なんかこの、すべての者が「できるかしら?」の不安オーラを発している空気の中で跳ぶのは至難の業です。案の定、その空気に跳ね飛ばされそうになるヒロインはちょっとだけ失敗しました。そういえば、この娘が劇的デビューを果たしたころ、彼女が助走を始めれば「絶対できる」というワクワクの空気が場内を包んでいました。ジャンプを跳べたとか跳べないとか、跳ぶたびにドキドキする演技が日本人には多いけれど、優勝する選手たちの演技にはそんなドキドキ感が何もありません。跳ぶ跳ばないなどどうでもいいような余裕の空気。

他のスポーツでも、あるいは何かの発表でも、結局、成功は本人の自信や実力だけでなく、周りで見守る聴衆の空気感に左右される気がします。その空気を一瞬にして作り出せるのも本人の実力なのでしょうけれど・・・しりもちをつく選手たちの姿にため息をつきながら、そんなことを思っておりました。

正直、この息苦しい感じ、あまり好きではありません。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

今、女子フィギュアのフリーをテレビ観戦しています。

演技を見るのも好きですが、『KISSあんどCRY』での素直な表情が…いいですね〜☆

誰が優勝するかな〜♪

投稿: 向日葵 | 2012年2月12日 (日) 20時14分

向日葵さん

残念でした。
でも、あの空気の薄い場所で、村上さんがあれだけヘトヘトだったのに、余裕を持って終われた真央ちゃんはやっぱ凄いですね。日本人は見ているものに悲壮感がすぐ漂うがタマに傷。彼女の優しい表情に安堵です。

ボクシングの静ちゃんもエライ!

投稿: ジャイ | 2012年2月12日 (日) 21時13分

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