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医療者のがん

ケアマネージャーをしている妻の友人から、妻に電話がかかってきました。

「むかし一緒に働いていたSさん、覚えてる?彼女のお宅に久しぶりに電話したら娘さんが出てきて、『母は昨年の1月に亡くなりました』って!子宮がんだったんだって・・・。ずっと一緒に仕事してたんだけど、ここ2、3年年賀状も途絶えてたんだ・・・」

Sさんはとても物静かで優しそうな物腰のナースでした。若い頃から同じ釜の飯を食った同僚の若くしての訃報は、ショックも大きいことでしょう。彼女を知っているむかしの同僚たちに連絡している途中で更なるショックの上乗せ。「実は、Nさんも4年前に乳がんで亡くなっていた」・・・Nさんは妻より1学年下ののんびりタイプの可愛いお嬢さんだった。彼女は仕事を続けていたのだろうか?結婚して子どもがいるとしたらまだ未成年なんじゃないかしら。

健診に携わるわたしたちは、がん検診、特に子宮がんと乳がんの検診だけは毎年必ず受けてほしい!と訴えます。若い女性が罹患するから。でも恥ずかしくて受診しにくい臓器なだけに受診率は異常に少ないのが実情です。ただ・・・残念さが拭い去れません。SさんもNさんもとても優秀なナースでした。なのに、なぜ?ついわたしたちはそう思ってしまいます。実際は医療従事者だからといって早々に受診するとは限りません。年齢的に一番ハードで責任が重く、なかなか休めない世代でしょう。おりものがあっても更年期のトラブルと片付けるかもしれません。オッパイにしこりがあっても自己診断して様子を見るかもしれません。総合病院や大きな病院でないと職場健診で婦人科や乳がん健診はないでしょうし、市町村の検診は仕事を休まないと受診できません。とは思うのだけど、医療従事者だから特別というのじゃないのだけれど、知識がしっかりあるだけに、やっぱり残念。遅ればせながら、ご冥福を祈ります。 合掌。

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