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批判ばかり

あの忌まわしい未曽有の大惨事からちょうど1年が経ちました。あの日、この世のものとは思えない惨状を目の当たりにして、わたしは「日本がなくなってしまうんだ」と観念しました。でも皆が手を取り合ってたくましく這い上がってきました。まだまだ何も変わっていない現場はたくさんあるでしょうし、いつ戻れるか見通しすらたたない現状の中でありながらも、ここ数日、テレビで当時のことを語りこれからのことを語る東北の皆さんの明るい笑顔がたくさん放映されているのを観ながら、ほっと胸を撫で下ろしています。

ただ、そんな復興の現状を生き抜く現場を置き去りにして、ニュースや報道番組では1年前の政府や東電の対応の批判ばかりが流されています。今回の大惨事の責任者が誰なのかを確定することはもちろん大事なことなのだろうけれど、あのとき首相がなぜあんな行動をとったのかとかどうして議事録がなかったのかとかの問題点を連日並べ上げながら、「国はすべてをなかったことにしようとしていたとしか思えない、国民をなんだと思っているんでしょうか!」などとまくし立てる某有名キャスターや有名大学教授などの勝ち誇った語り口調を聞いていると、ムカッときて番組を替えました。誰も経験したことのない天変地異に皆がパニくった状況を考えれば、まああんなもんなんじゃないのかしらと無責任なことを思うのは私だけでしょうか。それを「私の責任ではない」などとは誰も云ってないんだから・・・。保身と批判に終始する政治の世界が、国民を置き去りにしていることには異論がありませんが、もっとスムーズに前に進ませなければならない施策が山積みなのだから、報道ももっと前に向けての後押しであってほしいと願います。

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