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うわさ

うちの施設の中心スタッフが急遽退職します。前触れなしの退職届けに、たくさんのうわさが飛び交いました。お母さんの介護をしなければならないから?結婚するから?人事異動の辞令に従いたくないから?などなど、どれもまことしやかにうわさが広まっています。当の本人は『一身上の都合』としか云わないので真実がわかりません。

わたしのむかしのボスはうわさの絶えないヒトでした。「一介の勤務医があんな白亜の豪邸を建てられるのだから薬品会社と癒着しているのだろう」とか「プレイボーイで日本中のあちこちに愛人が居る。病院ナースにも手を出した」とか。二人で出張したとき、酒をいただきながら彼はボソッとその話をしました。「ぼくは、むかしからあることないこといろんなことを云われてきた。家を建てたときのうわさはさすがにアタマにきたけど、どれも聞き流すことにしている。『うわさ』は本人の居ないところで、本人に真実の弁明を求めることもないまま、まことしやかに広がっていくものでどうしようもないから。いいさ、云わせておけば。わたしは誰にも文句を云わせないほど真っ当に一生懸命生きてきているのだから、と自分に云い聞かせている」・・・。弁明や否定をしないから、一層周りは真実だと思い込むんじゃないか?そう感じる一方、そんな内に秘めた気持ちをまだ若造だったわたしに打ち明けてくれたことがとても嬉しかった記憶があります。

『うわさ』は、良いことでも悪いことでもちゃんと本人の耳に入ってきます。根も葉もないのが『うわさ』。でもいいさ、云わせておけ!と打っちゃっておけるようになるためには、日々まっとうな生き方をしてきているという自負が必要、か。わたしも頑張りましょう(どんなうわさが飛び交うのか知りませんが)。

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