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捨てられる人への対応

厚生労働省は、2013年度から、メタボ健診で引っかからない(腹囲も体重も基準を超えていない)でも高血圧症や糖代謝異常などの動脈硬化危険因子がある方への保健指導をきめ細やかにやるように、事業所や市町村に働きかける方針を決めたそうです(「腹囲パスの非メタボ、高血圧などあれば保健指導」読売新聞2012.3.27)。

「そこまでは手が回らないんだ」と云わんばかりの対応をされてきたいわゆる『捨てられる人』への保健指導を2013年からは始めます、という発表です。大変重要なことだと思います。とはいえ、おそらくそんなことは、健診現場で働いている保健師さんはこれまでも当然やってきたことです。指導を受ける側の受診者さんも、「メタボじゃないから血圧が高くても大丈夫!」などと思ってはいないでしょう。「メタボになったら不名誉なことだけど、メタボじゃなかったら軽い」などと信じている人がもしいるとしたら、それはどこかの役人さんだけでしょう。ですから、現場としてはそう大したニュースではありませんが、こういうことはきちんと明文化しないと動けないのが行政というものです。保健師さん方がメタボではない人に指導してたら「いらんことはしなくていい」と云っていた上司を黙らせるには重要なことなのでしょう。ただしお役所仕事を甘く見てはいけません。おそらくこれまで必要なかった大量の書類を書かされる羽目になって、現場は別の意味で苦しめられるかもしれません。

という文章を書いた後、詳細を他の記事で読んでみたら、新聞社によって書いてあるニュアンスがまったく違うことに気づきました。

毎日新聞2012.3.29『メタボ健診:見直し 厚労省検討会「非肥満でも指導」 腹囲で判断、根拠薄く』~これちょっと違うんじゃないかしら?メディアの報道の仕方って、本当に大切だと感じます。

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