死の理由
「え?なんで亡くなったの?」
今回のK先輩の場合だけでなく、知人や有名人の訃報を聞くと、最初に皆が聞き返すのは死因。「その若さでなぜ?」・・・でも、ほとんどの場合「しらない」「聞いてない」と答えるわたし。
なんか、死因に全然興味がないんだということ、最近やっと自覚し始めました。受け持ち患者さんや仕事上の知り合いなら別ですが、親しかった友人や身内の死を目の当たりにしたとき思うことは、『居なくなった』という事実のみ。歳や状況がどんなに特殊で、どんなに突然であっても、原因なんてどうでもいいし分かったところで何かが変わるわけでもないのだから。
人生を悟ったから卒業しちゃった・・・昔から、いつも自分にそう云い聞かせて身近な人の死を受け入れてきました。「どうして死んだの?」「何があったの?」「苦しそうだったの?」・・・いいじゃないどうでも、そんなこと。
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コメント
ジャイ先生
こんばんは。
体調はいかがですか?
この前、友人が「惜しまれるうちにこの世を去りたい!」と言っていました。
なるほど…
惜しまれるうちに、この世を去るにはどうしたらいいのか
彼女の為に考えてみようと思います。
投稿: 向日葵 | 2012年3月 1日 (木) 20時57分
向日葵さん
周期的なうつ状態に落ち込んで睡眠不足が追い打ちをかけている日々ですが、まあ何とか元気です。
「惜しまれるうちに居なくなる方法」なんてありますまい。もしあるとしたらそれは、がむしゃらに、ただただ愚直に生き抜こうとする人にだけ与えられるご褒美だという気がします。
投稿: ジャイ | 2012年3月 2日 (金) 06時22分
ご褒美。。
私もそう思います
睡眠不足。。
ME TOO…
明日は
おひなまつりですねー
投稿: 向日葵 | 2012年3月 2日 (金) 07時25分