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夢のくすり(前編)

(1)まれではあるが、スタチン使用に関連して記憶喪失や記憶障害、錯乱など認知機能障害が起こることが報告されている。症状は一般的に重度ではなく使用中止で改善する。
(2)スタチン使用に関連してヘモグロビンA1cおよび空腹時血糖値が上昇することが報告されている。

アメリカFDA(食品医薬局)が2月28日にアメリカ国内で使用されているすべてのスタチンの安全性に関して添付文書を訂正することを発表しました。スタチンは高コレステロール血症に対する降下剤として世界中で”夢の薬”と称された薬剤の総称です。

このうち(2)に関しては数年前からメタ解析などを通して明らかに指摘され始めていましたが、それでもそれにともなう高血糖によって脳心血管疾患が発生する危険性よりも、スタチンを使って動脈硬化を予防することで得られるベネフィットの方がはるかに高いから、スタチン治療中の人はそれを止めるべきではないと結論付けています。

日本の患者さんが使う場合のスタチン用量はアメリカの4分の1程度ですから日本人にもそれが通用するのか分かりませんし、あいつら(アメリカ人)はもともと大量のファストフードを止められずに内服しているわけだから、もしや薬のんでいることを良いこちにちっとも食事療法してないんじゃないのか?などと勘ぐりもするのですが、そんなことよりも、わたしがこの情報を読んで思ったことは、自然の摂理への冒涜です(後半へつづく)。

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