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いよいよ二重構造開始

いよいよ4月から一斉にヘモグロビン(Hb)A1cの表記が国際標準値表記(NGSP値)に変わります。一見、二重支配から解放されるかのように見えて、実はより一層複雑な構造になります。

普通に、突然数値が0.3~0..5%跳ね上がるのにも驚きますが、そんなことよりも多くの健診機関はあと1年間は今のままJDS値表記が続きますから、かけ離れた数字がお互いにまことしやかに横行することになるのです。何よりも大変なのは、おそらくその事実を、患者さんだけでなく多くの臨床現場の医者たちは知らないであろうということです。4月からNGSP値に変わることくらいは風のうわさで聞いていても、「健診の結果表は変わらない」なんて、絶対知らないだろうから、「この健診機関はまだ昔のままJDSを使ってる。いい加減な施設だ!」とか無意味な誤解をされるかもしれません。少なくとも、わたしたち健診機関で働くスタッフはこの事実をきちんと知っておきましょう。

●2012年4月1日以降、HbA1cの表記はNGSP値表記をする(JDS値は参考として併記可)
●健診は2013年3月31日までは今まで通りJDS値のみ表記

    NGSP値(%)=1.02×JDS値(%)+0.25

JDS(%)<5.0     →NGSP値(%)=JDS値(%)+0.3(%)
5.0≦JDS(%)<10.0 →NGSP値(%)=JDS値(%)+0.4(%)
10.0<JDS(%)    
→NGSP値(%)=JDS値(%)+0.5(%)
 

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