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診察作法

初めての病院やクリニックに行くとドキドキします。常連の患者さん方がテキパキとルーチンの作法をこなしている中、はてまず何をしたらいいのかしら?と呆然となり、見よう見まねで前の人に倣ってみる。次は何を?「中待ちへどうぞ」って、”中待ち”ってどこ?さてこの椅子はどっちから座るのが作法なのかしら?戸惑いのまま緊張感だけアップ。そしていよいよ診察室の中へ。静かな部屋の中で緊張はマックスに達します。まず何から話そう、あれとこれは聞いとかなけりゃ、と意気込んで入ったものの、先生は全然違うことばかりを聞いてきなさる。細かく答えようとするとすぐに話題を変えなさる。あまり話せないままに診察するから前を開けろという指示に従う。云われるがままに従うものの、その横のところが痛いのよね、と云いかけたら「はい結構です」と。間髪入れずに看護師さんが背後から羽交い絞め同時拉致・・・。ん~、なかなかここの作法に慣れるには時間がかかるわ(たぶんもう来ないけど)、などと思いながら会計に向かう。先生も看護師さんもとってもやさしくていい感じの空気なのになあ。

自分が患者さんの立場になったとき、自分の周りの今までの世界が決してグローバルスタンダードではないことに気づきます。それぞれの機関でそれぞれのシステムに合った作法が出来上がっています。健診受診者さんに「ちゃんと主治医の先生に伝えてくださいよ」というと「先生忙しそうだから気を遣ってしまいます」という返事が返ってくるのもわからないでもありません。わたしの診察作法もまた世間のそれとはどこか違うのかもしれません。たまには病人になるのも大事です。

となりの診察室」(2008.1.29)

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。

なるほど!プロの先生が緊張するんだから、医療界とは無縁の私が採血される時に泣いてしまうのはアリだな。

あと、私が気になるのは

スタッフの方が受診者に対して
Drの事を話す時に

「先生が〜〜とおっしゃていました」って奉ること。

一般社会の作法としては、身内の事を外部の方にお伝えする時は
「申しておりました」です。

やっぱり違うんかな〜

病院という世界は…


と、外来の処置室で泣きながらお勉強いたしております。

投稿: ぱみゅぱみゅ | 2012年4月25日 (水) 06時34分

ぱみゅさん

「先生がおっしゃいました」は間違いだぜ!って云ってやってください。うちは「もうしております」とか「云ってます」とかですよ。「先生」ていうのもおかしいので、「当施設の医師が」とか使っていますが、これちょっと違和感があります。云われる側も聞く側も何か違和感があって、いつの間にか「先生が」に落ち着きますね、きっと。

投稿: ジャイ | 2012年4月25日 (水) 19時41分


はい!まゆりんに注意しときます!


それから

先生!

本日!お誕生日…ですよね?
これからもシツコクうかがいますので!

よろしく♪お願い申し上げます♪


おめでとうございま〜す♪♪


投稿: ぱみゅぱみゅ | 2012年4月25日 (水) 23時12分

ぱみゅさん

ありがとうございます。
今日は水曜だから酒は飲んでません(って、ブログでもfacebookでも偉そうに主張していますが)!

まだまだ頑張ってグチをこねくり回しますよ~。

投稿: ジャイ | 2012年4月25日 (水) 23時45分

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