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原稿2

「やせる」vs「しぼむ」

世の中がみんなやせることに必死です。若い方よりも壮年期以降のご年配ほどやせることに熱心に取り組みます。健康番組も健康食品も健康商品も「ムリせずやせられる」がキャッチフレーズです。そのことがずっと気になっています。特定健診が腹囲と体重だけ評価しますし、「とにかくやせなさい。やせればデータは必ず良くなります」と指導している方も少なくないと聞きます。でも、筋肉がなくなっても体重は減ります。食欲がなくなっても体重は減ります。やせていっているようでただ“しぼんでいる”だけの人が増えてきていませんか?体重が減って採血データが良くなったとしても、筋肉が減っていけば老化します。見るからに老けてしまったシワシワ顔には魅力がありません。転んで骨折したまま寝たきりになったら意味がありません。「これからはアンチエイジングです!体重なんか大して減らなくていいから日ごろからしっかり動いて若さを保ってください」~これが最近のわたしの口癖です。

運動すると太る~身体の反応は理屈通りにはいかない

「運動を続けているのにやせない。むしろ太ってきた」・・・よくある不満です。やせたので血糖やコレステロールの改善がみられたのに、中性脂肪が増加して脂肪肝は悪化している。なぜ?そんな質問にどう答えますか?人間のからだはそんなに簡単に理屈と期待通りには動きません。長年親しんできた生活を突然変えられたのです。突然の災難が降りかかってきたのです。ご主人様の突然のご乱心に戸惑いながらも、何とか今までの平穏を取り戻すべく自主的に動くのが優秀な部下たちの取るべき行動です。せっかくの蓄えを取り除かれたら飢餓に瀕すること必至ですから少しの収入から今まで以上に蓄える切り盛りをしましょうし、突然浪費するようになってしまったご主人が困らないようにもっともっと蓄えようと必死になる・・・それが自然の摂理です。それを「それはやり方が悪いのだ」「やりかたがまだまだ生ぬるいだけだ」と、さらに厳しく叱咤激励されるとつらいです。一時的に慌てた部下たちもその状態が続くうちにご主人の意図をくみ取ってきますから、さらなる修行僧に向かおうとせず、焦らずに続けることを勧めていただきたいと思います。

全部書くわけにはいきますまいな。だけん、ここまでにしておきます。もっとも3か月後の原稿ですから使うかどうかわかりません(だからここに掲げておいた、とか)。

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