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運動のむずかしさと食事の理屈(後)

(つづき)

運動のかかえるもう一つのこと。糖尿病や高血圧やの運動療法が必要になる中年期から高年齢層の方々・・・病気の治療のために運動をしなければならなくなったからさあ頑張ろう!と思っても、すでに筋力はすっかり落ちていて満足に運動などできない人が多いということ。もともと運動嫌いだから病気になったひとが多いですから。もっと若くて元気なうちから(まだ病気でもなくムリして運動しなければならない理由もない時期から)筋力をつける努力をしておかないといけません。これがロコモティブシンドロームサルコペニアの概念ですが、さて、面倒くさがってゴロゴロしている彼らにどうやったらことの重大さが伝えられるのでしょうか?

大屋先生のお話の中でついメモったのは、「Fun=Food=Nutrition」。人間の行動はいつも発作的であり必ずしも理屈では動かないということ。食べもの(Food)はおいしいから食べる(Fun)のであって、昔のように生きるための栄養(Nutrition)として食べているひとはあまりいない、というお話です。食行動の変容を促すためには、古典的な行動変容の理論に基づいてもあまりうまくいかず、もっと直接”情動”に訴える方法が必要だということを、”チャンプルースタディ”を通して解説していただきました。

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