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扇風機は熱風

大学生になった年、初めて熊本の夏を経験しました。下宿の部屋にエアコンなどない時代で、頼みの綱は小さな扇風機のみでしたが、いくら「強」にしたところで送られてくるのは熱風のみ。返って暑く感じてしまうけれど他に術(すべ)もなく、クーラーの効いている図書館や喫茶店に入り浸っていた友人が多かったのを覚えています。

当時の気温はどんなに高くても31~32℃・・・今の比ではありません。エコの時代、がまんして扇風機に頼るご高齢の皆さん、本当にお気を付けください。The Cochrance Libraryオンライン版で英国保健保護庁から研究レシピが発表されました。「扇風機は、一定温度未満で直接人に向けられなければ熱消失の増大に有用だが、それ以上ではかえって暑くなる可能性がある」というものです。「夏は暑くて当たり前」とがまんするお年寄りの皆さん、あなたがそう教わった当時の気温は今よりはるかに低かったことを忘れないでください。

うちの職場の事務室でも数台の大きな扇風機が回されています。それすらない医局はサウナの様相で「ここに長居せず働け!」ってことなのね、などと皮肉を云いながらうちわで凌いでいますが、さて、この扇風機法は本当にエアコンよりエコになっているのでしょうかね?

ゴルフのとき、日陰に入ったりカートで風を切って走ったときの生き返るような涼しい体感は最高・・・幸せはこんな小さなことから感じられるのですね。夏は暑いもの。でもがまんのし過ぎは禁物です。扇風機はその特性を知ってうまく付き合ってください。

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