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若年性高血圧

今度はCare Net.comに『高血圧の十代若者の多くが検査受けず』という記事が載りました(2012.8.8)。

アメリカからの報告で、十代の高血圧患者の増加に対してガイドラインが奨励している心エコーや腎機能検査などを行わず単に心電図検査だけを受けているだけの人が半数以上だというのです。

高血圧の影響で安静時心電図に変化が出るには長い歳月が必要です。若年性高血圧に対して心電図取ったって何も得るものはないことくらい、小児科の医者ならだれでもわかっていることだと思います。さらに若い世代の高血圧は単なる肥満だけでなく腎臓病やホルモンの病気が隠れていることは少なくなく、それからの人生が長いだけに、それを見逃すと大変なことになります。

こんな初歩的なことで報告されることを考えると、「安静時心電図を推奨しない」とわざわざ強く警告しなければならないアメリカの現状がかなり深刻であることが窺えて、ちょっとショックです。

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