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嫉妬

先日、健診の診察をしていて、その28歳の男性に出会いました。彼はごく普通の風貌でしたが、ただ肌がとてもきれいで、シミひとつありませんでした。「すげえ、この歳でこの肌か」~不謹慎ながらつい心の中でそう呟いてしまいました。むかし同じようにきめ細かい白くてシミひとつない肌のおじいさんを診察したことがあります。後にも先にも、男性であんな肌に出会ったのはあのときだけでしたが、今回はそれ以上の感動を覚えました。

なぜなら、わたしは不覚にも彼に嫉妬してしまったのです。くだんのおじいさんのときは嫉妬なんかしませんでした(憧れと感動だけでした)が、今回は明らかに嫉妬しました。今でこそシミとホクロだらけのボクにもこんなときはあったんだぜ。キミは肌にシミができるなんて考えてもいないだろうけど、いつかはボクみたいになるんだぜ。意味もなくそんな対抗意識が生まれてしまったのです。

その後、どうだ!と云わんばかりのみごとなマッチョのお兄さんや精悍な褐色の肌の若者もいましたが、「カッコいいね」「自慢なんだろうね」と賞賛の感情が生まれただけでそれ以上は何も感じません。今回の思いがけない感情の変化は、間違いなく「失ってしまった若さ」への嫉妬ですね。うんうん・・・アンチエイジングのためにはこの嫉妬は絶対大事なことだと思うことにしました。

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