やっぱり変だ
くだんの会議の資料を前夜に読みながら、何度読み直しても理解できない文章がありました。
ある企画を導入するための報告書なのですが、まあ書いた人には申し訳ないけれど、近年まれにみる悪文。「ねえねえ、●●くん。この文章あまりにひどくない?」・・・本当は会議の途中で正そうと思っていたけれど、仕事で遅れて会議室に行ったらもう説明が終わっていたので、やむを得ず、本人に会議の後に直接声をかけました。「え、どこがですか?」「どこがですか?って、どこからどこまで全部タイ!」「えー、わかりません」「この文節はここに掛かっているでしょ。じゃ、これはどこにかかってるの?なぜこの2つのことが一つの文に並列なの? 『そのために』はどこを受けているの? ここに目的、ってあるけど、ここにも目的ってある。まるで2つの目的があるかのようだけど、でも内容はそうじゃない。なぜこれが一文で書かれているの?・・・・(略)」
「なるほど」とは答えているけれど、きっとわかってないし納得してないだろうことは、容易に察することができました。それはそれでいいけれど(よくないけど、しょうがない)、この悪文が、会議で何事もなく「承認」されたことがとても悲しかったのです。誰も、まともに読んでないってことか? それとも、文法なんてあまりうるさく云わなくても、意味さえ分かればそれで良い、って参加者全員の総意だったのだろうか?
なんかとてもさびしい。みんなもっと日本語を大切にしようよ!
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