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早食いと肥満

昨日のCareNetに「早食いは肥満のもと―日本の子どもを対象とした報告―」という題名でJournal of Nutritional Science and Vitaminology誌 2012年58巻4号掲載の報告が掲載されていました。沖縄県那覇市の小学校35校、中学校17校の生徒と名護市の小学校17校、中学校8校の生徒を対象に、子供の食べる速度と肥満の関連性について横断的研究を行った(Ryukyus child health study)というものです。それによると、食べる速度が早いほど過体重になるリスクが高いとともに、タンパク質、脂肪、食物繊維の摂取量とは無関係だったそうです(データはかなり昔のものですが)。

これはつまり、「早食いだと満腹中枢を刺激して食い過ぎるから太るのだ」という理屈ではない、ということを示しています。この手の報告は以前にもあり、たとえば2006年に名古屋大学から報告された「『早食いは肥満の元』は量の多さや満腹感に限らない」というでは、成人を対象に摂取量や運動量を同じに換算して検討しても、男女共に食べる速度が速ければ平均体重が重く、遅いと体重も軽いという結果でした。

この意味づけは学者さんがいろいろ考えるとして(昨今はやりの食べる順番ダイエットの理論も関係するかも)、とにかく量にかかわらず早食いはエネルギーを溜める、という結論をいかに啓発啓蒙し、煩悩と戦わせるか・・・簡単なようでなかなかむずかしいはなしです。

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