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三角食べの弊害

「食べる順番療法」の成果を検査データから実証し、実践継続率98%、血糖改善者数も97%という驚異の食事療法を提唱する梶山静夫先生・今井佐恵子先生の著書、「なぜ、『食べる順番』が人をここまで健康にするのか」(三笠書房)を一気に読み上げて、今は糖尿病で悩んでいる友人に渡しています。

食べる順番療法のルール

1.まず野菜から食べる(野菜を全部食べつくす)
2.野菜の次は、タンパク質のおかず
3.最後にごはんだけ食べる
4.よく噛んでゆっくり食べる

シンプルにこれだけのことだから、試してみてください。細かい解説を知りたい方はどうぞお買い求めください。1200円です。

さて、この理屈や効果についてはわたしもこれまでにずっと話してきていますが、ちょっと違うのは、「食べ始めが野菜から」というのではなく、まず野菜をすべて食べ終わってからメインディッシュに行き、それが全部終わってからごはんを食べる、という「ばっかり食い」の推奨だということです。これは以前ここで取り上げた「三角食べ」を全否定していることになりまして、気づかないふりをしようと思ったら、この本のコラムの中でしっかりと話題にされていました(P122)。

「三角食べ」は、バランスよく食べる方法を学び、行儀を躾けるために子どものころに叩き込むのは重要だけれど、生活習慣病になっている人には不向きだというのです。たしかに本に書かれているとおり、会席料理やコース料理は、最初に前菜や汁物が出て、食べ終わったらメインディッシュで、それが終わるころにパンやごはんが出てきます。わたしはあれは酒の出てくる宴席のパターンであって日常とは違う!と思っていましたが、いや、これはどうも分が悪い。今どきの若者のけしからん食べ方が、わが国伝統の三角食べより優っていると認めたくはないのですが・・・。

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