落ち葉掻き
昨日の日曜日は一日に3回も家の前の落ち葉掻きをしました。舗装道路にこびりついた葉を掃くのは意外にやっかいです。まとめて掻き集めてからすくうのが効率的な場合もあれば一枚一枚塵取りで拾った方が早い場合もあり、これはそれなりの経験とアタマが要ります。
一般的に、掃除嫌いなひとほど一網打尽を夢見るように思います。できるだけ最低限の労力で最大限の効果をもたらす方法は?と策略を練るようですが、これが意外にうまくいきません。思ったほどの効果がないことが分かると、もはや完全に興味を失うようで、それが手に取るようにわかるから面白い。もっとも、結局掃除の邪魔になるだけですけど。
方や、一枚一枚異常に時間をかけて拾い上げている御仁も・・・。この場合は、明らかに時間が過ぎるのを待っています。あるいは助け船を待っています。「おいおい、ちょっと代われ!そんなんじゃ終わらんぞ」と云われるのを待っているパターン。きっと、子どものころからそういう人生を歩んできたのだろうなと思います。別にその子を育成したいわけでもないわたしは、そんな場面ではさっさと仕事を取り上げます。
「机の上の整理整頓をきちんとするように!と口を酸っぱくして云ってるのに整理できないヤツがいて、必ず重要書類を失くすんです」と、先日会議中にとなりに座った某部長がぼやいていました。「なんでできないんでしょうね」って。わたしから見ると、部長の机も決して綺麗な方ではないけれど、掃除はセンス。子どものころからの躾の要素もありますが、結局は「あれだけ指導しているのに、どうして音痴なんでしょうね」って云ってるのと同じようなものだと思っております。
そんなことを考えながら黙々と作業していたら勝手に綺麗になっていました。もう少しで、庭のヒメコブシもハナミズキも素っ裸になります。いよいよ冬です。
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コメント
少しご無沙汰です。
半月程前にも似たようなテーマが有ったような気がしましたが、
「枯れ落ち葉」とはむなしく、モノ寂しい物ですね。
我々オヤジ族は「濡れ落ち葉」等と称され、
哀れなものです。
私位の年代に入りますと、好むと好まざるに拘らず、
その領域になってしまいます・・・。
片付ける側から・・・片付けられる側にシフト。
机の上であろうと、地上であろうと「片付けられる側」には変わりません。
未だ50台です・・・と「井戸端会議議長」はノタマウかもしれませんが、
少年易老學難成
一寸光陰不可輕
未覺池塘春草夢
『階前梧葉已秋聲』・・・で、五十歩百歩の範囲ですヨ
私はチャプリンの映画ではなくとも、ボンドで枝に接着されていますので、
落ち葉にはならないかも・・・ここでライムライトのテーマ曲
青春ど真ん中の asuak3h 拝
投稿: asuka3h | 2012年11月26日 (月) 09時07分
枯れ葉で鳴門金時を焼くと、抜群に美味しい焼き芋になります
投稿: 本日も銀行なう | 2012年11月26日 (月) 10時57分
asuka3hさん
私たちは落ち葉ではなく落葉樹。春に華やかに復活するために養分を体内に貯めて冬を越す。
http://satoritorinita.cocolog-nifty.com/satoritorinita/2009/12/post-d2e6.html
さっき見たら、我が家のヒメコブシにはしっかり花芽ができていました。ネコヤナギみたいに。
投稿: ジャイ | 2012年11月26日 (月) 20時18分
いつも銀行通いご苦労様さん
これを書きながら口ずさんでいました。
♪垣根の垣根の曲がり角、たき火だたき火だ、落ち葉焚き♪
でも、実は「落ち葉焚き」ではなく「落ち葉掻き」だと思い込んでこの題名にしました。あーはずかしい。
あ、わたし、もしかしたら忘年会に舞台に上れないかもしれない危機に・・・。
投稿: ジャイ | 2012年11月26日 (月) 20時22分
忘年会の舞台にあがれないって…
何があったんやー!!!
めっちゃ気になる。。
投稿: 今夜はブリの照り焼き | 2012年11月26日 (月) 21時14分