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ゆううつな季節

政局が不安定になり、やれ総裁選だ、組閣だ、総選挙だ!とうるさくなるに従って、わたしの心は暗くなります。また、不毛の誹謗中傷と、意味のない政治番組ばかりになってしまうから。

どうしてあんなつまらない番組や新聞記事ばかりになるのでしょう。どっかの評論家や元政治家がどんなに政局をメッタ斬りしたところで、あるいは選挙予想や組閣予想をしたところで、一個人の意見でしかなく、実際はそれとは無関係にことが進んでいくのです。いかに自分が正論を云っているか、あるいはいかに斬新な考え方をしているかをアピールして、自分を売り込む効果は当の本人にはあるのでしょうけれど、どうしてそれを見るのだろう?見たい人が居るから放送がなくならないのでしょ?

政治家さんは他の政党を褒めたら叱られるらしい(?)けれど、批判の仕方がマニュアル通りでどうせ想像したとおりに答えるのだから、「インタビューしなければいいのに」といつも思います。相手は質問してくれると思って待ち構えているから、「どうせ答えがわかっているからもう聞きません」とばかりにだれもインタビューに行かなければいいんだ。そうしたら、もっとマジメに考えて、必死に答えるのではないかしら。いっそのこと、批判禁止にして、とことん褒め殺しさせる評論番組にしたらどうだろう。相手の良いところしか云わせない討論というのもおもしろい。むずがゆいくらい褒め殺す姿は見る価値がありそう。

若者の政治離れがどうこう云う前に、もうちょっとおもしろい番組をつくるか、むしろやらないか、報道する側も必死で工夫してもらいたいものだわ。うちは、テレビを止めて奥様の撮り溜めた韓流ドラマのDVDが延々流れことになるでしょう。

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