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心電図判読中に

毎日、ドック受診者の安静時心電図の判読をします。午前中のうちにだいたい150~160枚程度です。大量で大変に見えますが、専門医であれば、そして慣れてしまえばそう大した仕事ではありません。

ただ、ひとり黙々と読んでいるとアタマが疲れてきます。眠気も襲ってきます。以前は紙ベース(実際に専用の用紙に印字された心電図を判読する)の作業でしたが、最近はオンラインで結ばれたパソコンの画面上での判読作業です。紙のときには「眠くなる」なんてことはほとんどありませんし、作業自体が流れ作業のようにサクサクと進められましたが、静かな診察室でひとり、1枚の心電図に対して何度もクリックを繰り返す作業は殊の外時間がかかります。また、画面を見ながらの単調なクリック音が心地よい眠気を誘って、幾度となく意識を失います。

毎日がそんな戦いの日々です。ところが、毎日同じように同じ数だけの心電図を判読しているにも関わらず、作業がはかどる日と遅々として進まない日があります。黙々と読んでいる途中にふと残り枚数の表示を見て、「え、もうこんなに進んだの?」と思うときと「かなり読んだつもりなのにまだこれだけしか終わってないの?」と思うとき。実際にかかっている時間はほとんど変わりません。体調もおそらくほとんど同じだし、眠たさ加減も大差ないのに、です。誰にも云いませんが、それは素直な感想で、後者の場合は何度もため息をついてみたり、席を外してお茶でも飲みに行ってみたりして何とかココロを奮い立たせるわけです。

何が、ちがうのかなあ。 昨日も、判読作業の最中にそんなことを考えていました。不謹慎きわまりない懺悔です。

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