« 判定区分 | トップページ | 日の出 »

おのろけ

2月に急逝した大学の先輩Kさんの奥さんにお会いしました。お二人とも、大学時代のクラブの先輩です。

「へへへ、おとうさんはね」「うちのおとうさんときたらね」・・・お会いして1時間ちょっとの間に何回そう云ったでしょうか。へへへ、と笑いながらもKさんの思い出をたくさん語ってくれました。何しろ初めて会ったのが中学1年生で、最初からお互いが好きだったけどきちんと付き合い始めたのは中学3年のときで・・・って、どっかの青春マンガのようなお二人は、途中に青春マンガでも出てこないような運命的なエピソードをいくつも織り交ぜながら、もうすぐ半世紀の歴史になろうとしていたのです。

娘さんが生まれたときから「おれはみんなを守らなければならないから」と酒を絶っていたのに、あの日、信頼する後輩と「今夜は酒を飲もう」と云い出したこと。「病院に行くと病人にされるから絶対行かない」と云っていたのにこっそり人間ドックのパンフレットをもらってきていたこと・・・知れば知るほど、覚悟の上の寿命だったのに間違いないと思いました。

だからその後ずっと奥さんや娘さんの後ろで守っているだろうことが、奥さんの表情や柔かい言葉から容易に想像できます。どうでしょう。三回忌が終わるころ、Kさんは「もう安心だからそろそろ行くわ」と昇天することができるでしょうか?「おい、もうそろそろこっちにこんか」って、甘ったれて奥さんを引っ張ったりはせんでくださいよ。あんなに強くてしっかり者の奥さんなのに、Kさんにだけは逆らわないんだから・・・。

もうすぐ、そんな2012年も終わろうとしています。 改めて、合掌。

|

« 判定区分 | トップページ | 日の出 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント


2月の熊本の夜のことを、いまでもはっきり覚えています。涙もろくて心優しき後輩が、きっとそれよりもっと情熱的な先輩を偲んだ、悲しくてあたたかな夜でした。

佐伯のIさんから何度となく聞かされていたはずなのですが、ついにお会いすることは叶いませんでした。
奥さま、娘さん、ご家族
大学時代の仲間たち
人生で出会ったすべての人たちから、愛された方だったのだろうと想うばかりであります。

天に届くかわからないけれど、心から感謝します。あまりにも突然に訪れた先輩の終わりに、涙した後輩から、いろんな事を教えてもらいました。命のはかなさ、同志の友情、残されたご家族のこれから、いま生きていること、たくさんの事を。

どうか、いつまでもご家族をお守りください。そして少しでもいいから、ウルトラマンメガネの奥に泣き腫らした目を隠した熱い後輩にも、パワーを注いでください。

いつかきっと、会いに行きたいと思っています。叶うかな。ジャイさん…。


心をこめて 合掌


投稿: キノシタです | 2012年12月17日 (月) 14時38分

キノシタさん

あざーす♪

投稿: ジャイ | 2012年12月17日 (月) 21時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 判定区分 | トップページ | 日の出 »