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血圧測定の歴史

血圧計が発明されたことは、本当に人類に幸せをもたらしたのだろうか?

先日、診療をしながらふとそんなことを思い始めました。循環器内科を専門にしながら、そんなことを思ったのは初めてのことでした。血圧が分かるようになって、血圧が脳卒中や心不全の原因になることが分かって、治療方が発見され、薬が発明された。それによって健康寿命が延びた。それはわかっているのですが、「血圧」を知るすべがなく、治療できずに若くして急死したとして、それは不幸なのか?たとえば、黒人は遺伝子の関係で高血圧が多いが、彼らは測らなければどうもなかったはずで、”無知”のために長生きできなかったとして、それはいけないのか? もしかして、自分が「高血圧」という病気だと知ったこと自体が自分自身のココロを侵して苦しませる場合もあるのではないか?

この疑問のために、『血圧測定の歴史』で検索してみたら、いくつかホームページの記事がみつかりました。

医療の歴史 ~『血圧測定の歴史』」(木村医院 木村丹先生) 岡山県早島町
血圧測定の歴史」(藤倉病院 藤倉一郎先生) 埼玉県北本市宮内
血圧測定と高血圧治療の歴史」(新庄徳洲会病院 笹壁弘嗣先生)

どれを読んでみても、とてもまじめに粛々と歴史を語っています。こういう記事は、大病院や先進医療の病院の循環器内科のホームページには絶対書かれていないものです。若い先生方はきっと興味ないだろうな、と思いながら、さらっと読み流しました。

残念ながら、結局、わたしの疑問に対する答は見つかりませんでした。

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