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噛む

昨年末からわたしを悩ませていた胸焼け。明らかに逆流性食道炎の症状であり、実際、職員健診の胃内視鏡検査でもしっかりと逆食の所見が認められました。

なにしろ焼けるんです。痛いほど焼けるんです。朝を食べないわたしが一番苦しむのは午後の健診結果説明時です。大学時代から食道裂孔ヘルニアがあるので、これまでの人生も時々胸焼けが続くことはありましたが、今回が一番ひどいと思います。歳のせいでしょうか。

で、噛むしかないな、という結論に達し、健診の後からとにかく噛むようになりました。ごはんもおかずも、実体が口の中からなくなるまでとことん噛みつくしますのです。なにしろ、飲み込むとすぐに胸焼けがくるので、怖くて簡単には飲み込めないのです。いやあ、数年前に噛むことの面白さや噛むことで知った新しい味に感動したものですが、いつの間にかちょっと疎かになっていました。宙を眺めながら黙々と噛んでいると、いつの間にか箸は置いています。「噛むために箸を置く」は王道ですが、そんなこと考えていたら美味しくないと思っていました。でも、必死で噛んでいたら勝手に置きます。だって、腕が疲れますもの。

「あなた、食べるの早いね」・・・家の夕食のときわたしはつい叫んでしまいました。いつもはわたしよりはるか後に食べ終わる妻が夕食を食べ終わろうとしているのに、まだわたしの皿は半分以上残っているのです。「ああ、これが『味わって食べる』ってことなんだな」と、初めて実感した次第です。

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