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温泉医学と自然治癒力

『そもそも、すべてが「体質」のせいなのか』(大塚吉則著、Medical Tribune)を読み始めましたが、さらっと読んでホッと胸を撫で下ろしました。そこに書かれていることはわたしにはすごく当たり前のことばかりだったからです。

「体質(遺伝子)は変えられないから諦めるしかない」というのではなく、遺伝子にはスイッチがあって、それをオンにするかオフにするかが環境や生活習慣なのだ。それらを見直して、本来持っている「自然治癒力」を引き出してやれば体質の発現を抑えられるのだ。それに「温泉療法」は有効だし「東洋医学」の考え方が重要だと、そんなお話のようです。

「人は単なる細胞の集合体ではない」
「人間は、あくまでも自然の一部である」
「全体のバランスが壊れたことが病気の原因である」
「あなたの病気を治す薬はありませんが、あなたの身体を治す薬はあります」

わたしのブログの読者の皆さんにはお分かりでしょうが、この本の中にはわたしと同じにおいがプンプンしているのを感じます。

「体質改善とは体を本来の姿に戻すこと」だという最後の〆のことばがグッドだと思いました。

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コメント

おはようございます。

何か・・・私の持論をパクられたような気が致しました。

やはり、西洋医学(ドイツ医療)の様な狭義の捉え方ではなく、
結果的に治ればよい・・・結果よければ全て良し。
なんでもあり? の統合医療の時代です。
残念ながら日本は先進諸国の20年遅れといわれております。

商売柄の我田引水では有りませんが、
日本古来の療法は「温泉療法」だと思います。
熊、猿、鹿、人間・・・私はこれを「倭方療法」と名付けております。

ホメオパシーであれ、オマジナイで有れ
病気が治癒すれば理屈理論など「屁理屈」に過ぎません。

              日本統合医療学会会員 asuka3h 拝

投稿: asuka3h | 2013年1月 7日 (月) 09時11分

asuka3hさん

まさしくそういうこってすね。
日本古来の温泉療法、別府があるので大分でもその古い歴史はありましたが、研修医のころはあれは眉唾物だと先輩に教わりました。今は鹿児島大学から和温療法として日の目を見そうですが、和温は結局EBMを求めていて、ちょっと好きになれないところがあります。

投稿: ジャイ | 2013年1月 7日 (月) 20時51分

 とある中国拳法の先生の道場にお邪魔したとき、「鍛錬と養生は一体だ」と教わりました。
 実は、鍛えて鍛えてリング上やテレビ画面では無敵の強さ、華麗な技を見せる格闘家、アスリート達は日常生活にも支障をきたすような身体をしてることがほとんどなのです。
 ちなみにその先生、六十を超えても若い人達をボコスカにしてます(笑)。当時「現代医学一辺倒、筋力トレーニング万歳」だった私は目から鱗が落ちました。
 医療とは「生活全部を含めたものの筈。これは俺が初めて発見した!」と思ったら、何千年も前から東洋医学で言われていたことなんですね。
 そうゆう訳で「統合医療」という言葉を聞いても「今さら? そんなの当たり前じゃん」という感覚なのです(笑)。


投稿: コン | 2013年1月 7日 (月) 22時46分

コンさん

昨夜も続きを読んでいましたが、なんかだんだん退屈になってきました。きっとものすごくセンセーショナルな本なんでしょうけど、わたしには”当たり前”のことしか書かれていなくて、ちょっと落胆(笑)

ま、いいんです。こんな現代医療最先端の病院で働いていながら変わり者のわたしには、自分の感覚が狂ってはいないだろうことをこういうまともな出版社の本で確認することは大切です。

投稿: ジャイ | 2013年1月 8日 (火) 06時35分

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