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若いのに

「若いのにタバコ吸ってるんだ。へぇーもったいないなあ」・・・うちの病院の職場健診に来る若いスタッフの眼底や胸部レントゲン写真の読影をしながら、ついそんな独り言をつぶやいてしまいました。

いつの間にか、そんな云い方をする時代になったんですね。この酸化ストレスまみれの世の中で、わたしたちの年齢よりも上の連中は、ついこの前まで大したものも食わずに動くしかなかった世代。若いころに巷にコンビニとかいう定価販売の高い小売店ができ始めた(夜の8~10時には閉店だった)。自販機もなかったから夜中は真っ暗だった。光化学スモッグとか公害訴訟とか大騒ぎになったけれど、きっと今より大気汚染は大したことなかった(今は、それが当たり前になったから誰も騒がないけれど)。そんなわたしたちより上の世代は、禁煙しないよりした方が良いけれど、喫煙以外のストレス曝露が少なかったから、禁煙はそう大きな人生の軌道修正にならないかもしれません。

でも、若い子たちは、生まれたときから環境も食べ物もストレスも皆が強大な酸化ストレスの中にいて、その負荷をタバコによって全部倍増させています。昔と違って、あたりかまわず吸うこともできず、妙に後ろめたい気持ちでコソコソと吸わなきゃいけない風潮にどんどんなっていっているというのに、わざわざ災難を背負い込んで・・・かわいそうになあ。知ってしまってから止めるのは大変なエネルギーがいるけれど、最初から知らなければ、それで何にも困らないのになあ。

だから、心から「もったいないなあ」と、思う次第です。

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