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大気汚染と自閉症

胎児期と生後1年間の大気汚染曝露で自閉症リスクが増大

こんな研究結果が南カリフォルニア大学から報告されました(Archives of General Psychiatry 2012.70:71-77)。交通関連の大気汚染、粒子状物質、二酸化窒素に胎児期(妊娠中)~生後1年間で曝露すると、自閉症になりやすいという結果です。

汚染物質曝露が脳に何らかの障害を与えるという報告は何十年も前からありながら、がんや生活習慣病のように簡単な数値として示されにくい上に程度が千差万別で、さらにいくつもの因子が複雑に組み合わさっているので、なかなか決め手がなかった領域です。そういう点で今回の報告は意義が大きいと感じます。ここ10年くらい、自閉症研究が急増しているのが、自閉症発症自体の急増を物語っているのかもしれません。

先日、名古屋大学の室原先生から教えていただいた大気汚染情報ページ<SPRINTARS大気エアロゾル(微粒子)予測>(竹村 俊彦、九州大学応用力学研究所)で時折、九州内での粒子状物質の急増が示される度に暗い気持ちになります。

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コメント


朝からハッとしました。

折をみて、情報ページも確認してみようと思います。いつも勉強になります。

毎月、県自閉症協会定例会(年少部・青年部・アスペルガー部会)に参加させていただいているのですが、たくさんの保護者の方と関わります。

互いにサポートしていく心意気には、毎回、引き締まる思いがしています。

投稿: キノシタです | 2013年1月30日 (水) 09時47分

キノシタさん

おはようございます。いつもご苦労様です。それを支援しているキノシタさんたちの活動にも頭が下がる思いです。

本文にリンクさせているのはもしかしたら冒頭しか表示させてもらえないかもしれません(会員ページだから)。その場合は教えてください。本文をコピペして携帯に転送します。

投稿: ジャイ | 2013年1月31日 (木) 06時53分

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