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夜行性

仕事を終えて帰宅したあとでワンたちの散歩に出かけるのが日課です。彼らには申し訳ないのだけれど、どうしても暗くなってからの行動になります。

散歩コースの江津湖公園はこの時間になると人通りも少なく、外灯が徐々に消されて行ってうら寂しくなります。そんな公園を歩いていたら水辺で活発に動く水鳥を発見しました。黄色の長い脚を駆使して水の中を走り回りながら獲物を取っているようです。「あれ?なんで夜に?鳥目じゃないの?」などと夫婦で不思議がりながら通り過ぎました。フクロウなどの夜行性の鳥を除けば、基本的に鳥は夜は静かにしているものではないのか?薄暗い街灯の下で活発に活動する白い鳥のシルエットがちょっと異様だったので、しばらくそんな話題になりました。たしかに夜行性の鳥は少なくないようで、高い空を飛ぶ鳥以外は意外に夜にエサの確保をするモノがいるらしい。

ただ、人間もそうですが、おそらく鳥たちの方が現代社会の影響は甚大だと思います。本来、地球は日が沈めば真っ暗になり日が昇れば明るくなる。それに合わせて夜行性と昼行性が棲み分けをして、日内リズムが出来上がっていったはずです。ところが電気という発明は便利と引き換えに生き物の秩序を根底から壊しました。都会のカラスが凶暴なのは、24時間うるさく明るい不夜城にした人間の責任でしょう。いくら「鳥に寝不足はない」と云われても、「うるせえんだよ、てめえら!」って切れて当たり前のような気がします。明かりは白熱灯から蛍光灯を経て今やどこでもLED・・・いつまでも昼のような明るさの外灯が煌々と灯されているようでは、人間ですらおかしくなります。そのうち夜でも悠然と空を飛びかうスズメなんかも珍しくなくなるかもしれません。これを”進化”と云うのでしょうか?ちょっとゾッとします。

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