率先する(前)
「デスクのパソコンくらい起動させておけよ」「メールや書類はすぐに目を通せるように整理してデスクに並べておきなさい」「オレはそんな雑用をする暇はないのだ」
どうなのでしょう。今でも、大きな組織の幹部というものは秘書さんにこういうことをさせるのがステイタスなのでしょうか?ドクターの場合は、当人の意志とは無関係に「先生さま」と崇め奉られて病院スタッフが何から何までやってくれる、というのが地方の病院やバイト先などでよく経験した昔の定番でしたが、今でもそうなのでしょうか?
「今は、偉い人でもみんな自分のことは自分でする時代ですよ!」・・・最近は普通にそう云われます。パソコンでも書類整理でも自分で管理できるようでなければ取り残されます。それができないと管理能力そのものを疑われたりします。むしろ、上の立場の人間ほど自ら率先して行うのがスマートでできる上司の条件、それによって部下もついてくるものだ、とそういう時代だと思うております。おかげさまで研修医時代や若手医師時代に事務方の方が力が上の世界で働かせていただいたわたしは、他人(部下)に自分がすべき雑用仕事を依頼することができません。、”率先する”というよりそんな立場に慣れていないというべきか・・・。 (つづく)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 病院倒産(2024.09.09)
- 咳が出るんです(2024.09.05)
- マスクの裏側(2024.09.04)
- 続・気合いは入れられるか(2024.09.03)
- 気合いは入れられるのか(2024.09.02)
コメント