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時が来た

先日、友人の紹介である女性の相談を受けました。難治性高血圧の治療についての相談です。風邪で近くの内科を受診したときに高血圧を指摘されて内服を開始したのが2年前。それからなかなか下がらない血圧と付き合ってきたけれど最近動悸息切れが強くなった、というものです。

治療や精査のことはまあ信頼できる同僚に紹介することにしたのですが、彼女のココロの引っかかりは「どうして自分が高血圧になったのか?」ということ。若いころはずっと低血圧だった自分。今は何かの原因で一時的に血圧が上がっているけれどいつまでも通院して薬を飲んでる病人で居続けるのは本意ではない、と云うのです。

わたしと同い年の妙齢の彼女に、わたしは粛々とお答えしました。「それは、その時が来たからです」・・・おそらく彼女の高血圧はもう少し前から続いていたのだろうと思いますしホルモンの異常などの二次性高血圧の可能性も否定できませんが、決して忙しい職場に移ったからとか更年期障害のひとつだとかそういうものではなく、お母様、そのお母様・・・と綿々と続く高血圧家系の由緒正しい流れを引き継ぐ時が来た、ということでしょう。

なかなか受け入れてもらえませんが、女性の方は閉経前と閉経以降ではまったく別のカラダになります。「だって、昔は・・・」という過去の栄光はすべて忘れてください。それは脱皮前の別人が作った栄光であって、本当の姿になった今の自分とは別人の仕業です。種の保存のために優遇処置の着ぐるみを着させられていた過去の自分は夢の中の話だと割り切ることが肝心です。やっと自分の本来の人生が始まりました。過去のことは忘れて、今の自分としっかり向かい合いましょう。何よりも今の自分を愛することです。

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