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褐色脂肪

加齢に伴う筋肉量の減少と内臓脂肪の増加・・・現代社会がかかえる大きな問題を解決させる方法はわかっています。下がっていく代謝を高く保つこと、つまり、しっかり運動しながらエネルギーを溜めこませない食事をとること=「無駄に動く、無駄に食わない」・・・わたしが10年来ずっと云って回っていることです。でも、そんな単純明快なことなのにできないのは、それが人間の性(さが)だからでしょう。

ここで代謝量アップに大きく寄与するのが褐色脂肪です。褐色脂肪を如何に増やして如何に活性化させるか、いろいろなところで研究され続けてきています。先日のMTPro(2013.3.28号)に天使大学の斉藤昌之先生が「辛みの少ない唐辛子成分”カプシノイド”が褐色脂肪を有意に活性化させる」ことを研究したニュースが載っていました。寒さ刺激があると褐色脂肪は増加する(だから「冬場は脂肪が蓄積して太る」は間違いだ、ということをむかしここでも書いたことがあります)とか、運動により筋肉からイリシンが分泌されて白色脂肪(普通の脂肪細胞)のベージュ細胞誘導(白色脂肪が褐色化する)が起きるとか、さかんに研究発表されているようです。

食事の内容や運動の実施がそのまま褐色脂肪を活性化させたり白色脂肪を褐色化させたりする効果にあふれていることが有名になったら、ヒトは少しは行動に移るのでしょうか? そう甘くはなくて、単にそんな効果が濃縮されたサプリが売れるようになるだけ?という懸念もありますね。

ところで、「天使大学」って・・・知りませんでした。中国か韓国の大学かと思いましたら、北海道にできた私立大学、まさしく白衣の天使を巣立たせる大学なんですね。「愛をとおして真理へ」を建学の精神としているのだとか。

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