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暗黒物質(ダークマター)

先日、NHKのTVで暗黒物質(ダークマター)というもののニュースがありました。

大宇宙の、まるで何もないようにみえる空間にひしめき合っているのが暗黒物質。目にも見えず触ることもできないが、これの持つ重力によって引っ張り合うことで宇宙はまとまっている…つまり、そこに存在するけど見ることのできない何かが宇宙を造っているというのですが、あるのかどうか本当は確証がないらしい。 そんな中、今回、宇宙で暗黒物質同士がぶつかり合って消滅するときに発生する『陽電子』が見つかったようだということで大騒ぎです。これがつまり暗黒物質の存在証明になる!と学者さんが色めき立っているらしいのです。

何ともまどろっこしいのですが、学者さんって、こんなことにもしかしたら一生を捧げるわけですから、エライ!としか云い様がありません。これってつまり、”まっくろくろすけ”の通った後にススが残るのと同じかしら(違うか)。家の外でもあるいは家の中でも、夜の漆黒の闇の中では時々「何かが居る!」と感じることがあります。きっと何かがひしめき合ってこっちをじっと見ているし、時々うしろから肩を叩いたりなんかする・・・わたし的には、そんな実生活の中での実感に宇宙(暗黒物質)を感じることで十分です。

知人から薦められて読んでいる『きいろいゾウ』(西加奈子)の中にもこんな表現があります。 「少し開けた窓から、夜の空気がしのび足で入ってくる」
「窓から夜が次々とやってきた。一度入り込むとそれらは堂々と私たちの周りを囲み、そして居座り続ける」 ・・・こういう世界が、好きなのです。

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