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『腹八分め』

広報誌の今回の連載コラムは、わたしがいつも口にしていることをそのまま書いてみました。ただ、最近自分がこれをきっちり実行できておらず、”云うは易し、行うは難し”を体現中です。

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ねえ、ちょっといいかな。

そろそろ、「腹八分め」ということばを世の中から完全追放できないものかな? 人間ドックの受診者さんが言うのよ。「やっぱり、腹八分めが大切なんですよね」って。違うんだってば。「八分めなんかで止めないで全部食べてください」って答えたんだけどさ。「八分め」で止めようとすると残りの「二分め」を“がまん”しちゃうわけでしょ。このことばが存在する限りこの世の食卓から“がまん”がなくならないのよ。食事は“楽しむもの”なのに、“がまん”の数だけ溜息が出ちゃう。このままじゃ、地球が溜息で押し潰されちゃうよ。「8」を忘れて「10」全部を食べ尽くそうよ。いつも「20」も作ってるから、残すかどうか悩むんだ。最初から「10」だけしか作らない勇気を持とう。それがきっと世間で言うところの「腹八分め」なのだから、そこんところが分かれば、みんなもっと食事の時間が楽しくなると思うよ。「好きなモノほど少なく作れ!」は大原則。人間、目の前にないと分かったら、勿体ないから簡単には飲み込まないものさ。そうすれば、「残す」とか「腹八分め」とかいうことばそのものがこの世から簡単になくなってしまうと思うよ。

「バイキングに行くとダメですね。元を取ろうとつい食べ過ぎちゃう」・・・くだんの受診者さんが、まだこんな懺悔を繰り返してた。バイキングに行って「腹八分め」なんて考えちゃダメでしょ。食べ放題に行ってダイエットを考えちゃ本末転倒でしょ。そりゃ行かないなら行かないでも良いけどさ、行ったらダイエットなんか考えないでとことん食べなきゃ!後悔するくらいしっかり食べて、翌日から修行僧に戻ればそれでチャラよ。そのことは、昔、観光バスの若いガイドさんに教わりましたよ。「観光旅行に来て、ダイエットのことなんか考えたらイカンですよ!ご当地の名物はきちんと食べるのが礼儀です!それをがまんするくらいなら来ない方がまし!」・・・10年前に心臓病患者の会のメンバーさんたちと旅行に行ったときに乗った観光バスのガイドさんのことば。たしかに、ご当地の名物が精進料理のことは少なく、せっかく来たのに「ダイエット中だから」という理由で食べるの制限したんじゃ旅の楽しみは半減だわ。どうせ最後は言い訳しながら食べるんだもの、そんなことに罪の意識を感じたら勿体ないっちゃ。

目指せ、完食!

 (この世から「腹八分め」を撲滅させる運動実行委員会会長)

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