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日焼け止め

昨日の朝のワイドショーで今日びの日焼け止めクリーム事情が話題になっていました。SPFとかPAとかの紫外線対策の説明とともに、最近は若い男性も日焼け止めを塗っている話でした。

司会のアナウンサー(わたし世代)は「わたしはそんなもの塗ったこともありません」と胸を張り、もう一人の若い男性アナウンサーも「わたしも、日焼け対策なんかしたこともありません」と間髪入れずに主張し、さらにアシスタント役の若い女性アナウンサーまでもが、「やっぱり男性はもっと男らしくいてもらいたいですね」とまとめていました。それを眺めながら、「ちがうよ」とひとりつぶやくのであります。

「日焼け」は定義の問題は抜きにして、要するに「皮膚のやけど」です。最大のバリアである皮膚に多大なる衝撃を加えますので、日焼けは思いの外体力を奪いカラダのあちこちを老化させます。日に当たることでビタミン活性を上げて骨粗鬆症の予防をするとか、目に日光を当てることで体内時計をリセットさせるとか、もちろん日光のもたらす恩恵は多大なるモノがあります。ただ、神様が人間を造り上げ給うた当時と比べて、紫外線量が莫大に増えていることを忘れてはなりません。想定以上の紫外線は皮膚を予想以上に冒し、メラニンの異常暴走は単なる”シミ・そばかす”以上の弊害をもたらし、目から入る紫外線が皮膚の老化を促すとともに白内障の進行を一気に促進しています。

何の防御も受けなくなって矢面に立たされるようになった人間の皮膚や角膜にとって、現代の紫外線は強敵過ぎます。サッカー観戦やゴルフのたびに「バカ殿様」張りの日焼け止めの塗り方をして長袖アンダーウエアを着るわたしたちを「いい歳をして」「男のくせに」と云っている人は、時代錯誤です。ま、屋外活動もほとんどしない男の子たちが「コスメコスメ」と騒いでいるのは、また別物だとは思いますけれど。

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