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脳卒中になりにくい方法

昨年12月13日号のMedical Tribuneでは、リンゴやナシなどの白色果肉の果物を多くとると脳卒中になりにくい、というドイツからの報告を紹介しておりました。リンゴやナシ以外には、オリーブ油、チョコレート、さらに身体活動にも予防効果があり、適度の飲酒も良いらしい。

そして本年3月30日のCareNet.comでは、緑茶やコーヒーが脳卒中リスクを低減させるという日本からの報告(国立循環器病センター:Strokeオンライン版2013.3.14)を掲載しておりました。45~74歳の男女8万3000人を平均13年追跡してみたところ、毎日コーヒーや緑茶を飲む人のリスクは飲まない人より有意に低く、飲む回数が多いほどその傾向が強くなっています。血液凝固を抑制する特性や抗酸化・抗炎症作用(カテキン)、糖尿病発現抑制(クロロゲン酸)、コレステロール値/血圧/インスリン感受性改善効果(カフェイン)などが原因ではないかと考察されていました。

こういう報告は定期的に出てきますから、世界各地でこういう研究は日々行われているのでしょうね。ただ、問題点はいつも2つ。こういう報告が出るとしばらくこれらの消費量が増えるのだけれど、健康に真面目に取り組む人ほど必死でこればかり口にするから、ただの”偏食”になりはしないか、ということ。もう一つは、単体(ひとつの食べ物)の効果は必ず逆向きがあり、脳卒中予防に有効な物質が他の臓器や病気に悪影響を与えることはめずらしいことではないということです。

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