« 「水に流す」(後) | トップページ | 遺伝子検査 »

おふくろの味

みなさんのお宅の「おふくろの味」といったら、何ですか?

うちの妻に聞いてみたら「おでんかな」と即答してくれました。でも・・・実は、わたしの場合は『おふくろの味』で浮かぶ料理が何もありません。母は小学校の教師でした。夕方にバスで帰る途中近くのスーパーで買い物をして帰ってきました。いろいろな料理を作ってくれましたし、特に不味いとも思いませんでしたが、でも申し訳ないけれどこれと云って思い出せる料理もありません。

結婚して、料理好きな妻の料理を食べるようになってわかりました。わたしの母はきっと料理が得意ではなかったのだろうこと。うちの妻と比べると、おそらく2つか3つ手の入れ方が足りません。そんな母だったからかもしれませんが、姉もまた料理が得意というイメージがありません。父が亡くなった時に久々に実家で料理を作ってもらいましたが、いつも形ばかりの一品ずつと数枚のレタス・・・うわ、彼女の息子たちは生まれたときからこんなのばかり?と思ったときに、きっと自分も子どものころはこんな感じだったのだろうなと気づいた次第。

先日、中学時代の友人にその話をしました。「そうか、だから君は『食べること』にこだわりがないんだね!」と云われました。たしかにそうかもしれません。子どものころから、味のこだわりや味付けに執着した料理をほとんど口にしなかったから、わたしの舌は味に対して極端に淡泊になってしまったのでしょう。

|

« 「水に流す」(後) | トップページ | 遺伝子検査 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「水に流す」(後) | トップページ | 遺伝子検査 »