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真偽

情報の氾濫する中で、たとえばfacebookやLINEなどで誰かがある情報を発信したとします。「ある友人からの情報によると、驚いたことに、本当はこんなことが起きているんだそうです」と。すると、すぐにこれに呼応して「それはガセネタです」「その情報は有名な都市伝説です」と誰かが必ず否定情報を流してくれます。

こういうとき、それを傍観しながら「へえそうなんだ」「え、そっちが正しいの?」と情報に右往左往するわたしたちは、結局最後の否定情報を鵜呑みにします。でも、その情報は正しいとどうして信じるのでしょう。「こういう記事が正式に発表されているからです」と添付されているその記事自体の真偽を誰が保証するのでしょう?インターネット時代の現代、簡単に検索ができます。キーワードを入れると瞬時に膨大な情報が得られます。いつの間にか私たちはその検索上位で書かれていることや有名なサイトで書かれていることはきっと正しいと思ってしまう(WikipediaやYahoo知恵袋などはその代表)のですが、真偽は分かりません。昔は、図書館で正式な書物を読み解いたり、専門家を訪ねて聞き取らなければ正解は得られませんでしたが、今は手軽です。でもその裏付けを取るのは、実は今の方がはるかに大変だと思います。

国や企業や自治体などが発信する否定情報(「そういう事実はありません」「それは根も葉もない噂です」)なら信用できるか?というと、不思議なことに、きっとこっちの情報の方が信用されませんね。国や企業は何か隠しているに違いない。事実をもみ消そうとしているかもしれない。火のないところに煙は立たずだね、と。ヒトは、相手やそのシティエーションによって簡単に信用してしまうところがあるので要注意です。最近は「これは間違いないでしょ」と思うような情報がすべて偽物であったりするのが詐欺の手口です。逆に感心します。

「間違っているにしろ正しいにしろ、あんたの云うことなら信用する」と云われる人間になりたいものです。

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